フラッシュ書暗算についてわかりやすく解説します(いつから?効果は?等)

右脳教育

本記事では、フラッシュ暗算のことについて詳しく知りたい方や、子供の能力開発に興味のある方にお役に立てる情報をご案内させていただきます。

これを読むとフラッシュ暗算について、その効果やメリットデメリットがわかるとともに、能力開発や早教育についての理解が深まります。

私は糸島市で15年前に大手個別指導塾のフランチャイズのオーナーとして開業し、9年間の実績を積み重ねてきました。そして九州NO2のオーナーとして表彰もされたことがあります。その後、低学年の能力開発も行いたいとフランチャイズのオーナーをやめ現在に至っています。塾歴15年、その間1416名の生徒とその保護者様と接してきました。
そろばん塾をはじめて6年目に入りました。

フラッシュ暗算について

フラッシュ暗算とは

最近、メディアでもよく取り上げられ、注目を集めているフラッシュ暗算は、高速で切り替わる画面に表示される桁数の多い数字を計算するものです。テレビ等で見た方はあっという間に答えを出してしまう子どもたちの姿に驚いた人も多いのではないでしょうか。

フラッシュ暗算は、モニター画面に次々と表示される数字を、珠算式暗算を用いて計算して答えを出すものです。 研究データを元に、難易度別に分けて出題されるので、どのようなレベルにあっても暗算力を上達させられると評判です。

もともと珠算式暗算力向上を目的とした練習のために開発されたものなのです。

「珠算式暗算」とは、そろばんを使った暗算方法ですが、実際にそろばんをはじくのではなく、頭の中にそろばんをイメージし、その玉を想像で動かして暗算をするという計算方法です。

そろばん経験者の知り合いがいれば、計算を暗算でする際に、指でそろばんをはじくような仕草をなさる方を見たことがある方もいらっしゃることと思います。

私達はそれを「エアそろばん」と言っていますがまさにそれが「珠算式暗算」なのです。

桁数を多くしたり、スピードを速めたりと難易度を上げながら、一定の時間内でどれだけ正確に暗算ができるかを学習していきます。

フラッシュ暗算の効果とは?

そろばんは、筆算による計算よりも、もっと速く多くの桁の計算をできるようになるのが特長です。

フラッシュ暗算は、頭の中で数字ではなく、画像として計算するので、この方法で鍛えていくと、桁数が多い問題も、より速く、正確に計算できるようになります。上級者になれば、電卓を叩くより速く計算できるようになります。

さらに、筆算式の計算方法では、主に左脳を使うのに対し、フラッシュ式暗算や珠算式暗算は、右脳を使っていると言われています。

頭の中でそろばんの玉をイメージする場所は、右脳の後頭部に作られ、これは主に子どもの頃しか作ることができず、一度身につけた珠算式暗算の能力は、生涯にわたっていつでも使うことが可能になります。

これがそろばん脳と言われるものです。

左脳は理論的に考える力、右脳は感覚的なひらめき(直観)をつかさどっているといわれています。また、左脳は言語で物事を記憶するのに対し、右脳は形や色などで視覚的(直観的・イメージ)に記憶します。言語による記憶には限界がありますが、イメージでの記憶の方が、よりたくさん覚えられ、長期間失われないのではという説もあるようです。

左脳は理論的である反面、処理速度が遅くしかも容量が小さいのが特徴です。それに対し右脳は直感的で超高速でしかも大容量なので右脳が使えるのかどうかで大きくパフォーマンスが違ってくるのです。

日々の生活では、どちらかというと、右脳より左脳の方が鍛えられる機会が多いので、右脳を活性化させる目的でもフラッシュ暗算は注目されています。

また、そろばんを学ぶと、注意力や観察力、記憶力や集中力、想像力、情報処理能力もそれぞれ鍛えられますが、これらはフラッシュ暗算にも同様の期待ができます。

暗算力や計算力、集中力が身につき、右脳まで鍛えられるフラッシュ暗算。そろばんと一緒に学習することで、日常生活や将来のあらゆる場面でとても役立ちます。

学校の教育をはじめほとんどは左脳教育です。今の教育は左脳教育に偏っているとも言われています。

大人にも効果があるフラッシュ暗算、親子で一緒に挑戦してみませんか?

フラッシュ暗算のメリット・デメリットとは

メリット

・集中力が維持できる

小さいお子様は同じ事に長時間集中することが苦手です。入塾の際に保護者様が一番心配なさることが「うちの子は集中力が続くだろうか?」ということです。私達も子供たちが飽きないようにいろいろな仕掛けをしているのですが、授業の中にフラッシュ暗算が入ることで子どもたちの集中力が持続しやすくなります。

・集中力が身につく

フラッシュ暗算は次から次へと数字が画面に表示されるため、一つでも見逃すと正解することができません。継続することで、集中力が鍛えらえるメリットがあります。

・計算スピードを上げやすい

フラッシュ暗算では、レベルに応じてフラッシュ時間を決めることができます。なので、自分のペースでは出来ない(機械がペースメーカーとなる)ために集中せざるを得ない状況を作り出します。紙ベースで行うよりも、計算スピードを上げる練習がしやすいのです。

・ゲーム感覚で学習できる

筆算による計算は、紙と鉛筆を使いますが、フラッシュ暗算はパソコンなどのデジタル機器を使用。ゲーム感覚で楽しく学習することができるため、子どもでも飽きずに続けられます。

デメリット

・フラッシュの光に拒否反応を示す場合がある

お子様によってはフラッシュの光に拒否反応を示す生徒がいるみたいです。以前、ピカチュウのテレビでショックを受けた子供たちが話題になりましたがそのようなこともあるようです。ですから、うちの教室では体験していただき子供たちの希望を聞いて無理のないように配慮して勧めています。

・そろばん学習を一緒に行う必要がある

フラッシュ暗算は、今はアプリなど簡単なものもあるので遊び感覚で練習することは可能です。しかしある程度のレベルに達するためには、珠算式暗算を学ぶ必要性があります。フラッシュ暗算だけを学習しても飛躍的に計算力は上がりません。簡単な足し算・引き算や、九九のように桁数が小さい計算なら、答えを暗記することができます。しかし、桁数が大きくなり、スピードが速くなるとそれでは追い付かなくなります。難易度が高いフラッシュ暗算をクリアしていくためには、同時にそろばんの知識と経験が必要になるのです。常にそろばんと一緒に、学習を続ける必要があります。フラッシュ暗算がそろばん習得のための補助的な教材として開発されたことからデメリットと言っていいかどうかは疑問ですが、、、、、

フラッシュ暗算はどうしたら学べるの?


フラッシュ暗算はいつから習えるの?何歳から?おすすめの年齢は?

数字の読み書きができ、足し算を理解できているなら、何歳からでもはじめることが可能です。フラッシュ暗算で鍛えられる右脳の活性化は、一般に年齢が低いほど効果が上がりやすいといわれているようです。

お子さまの状況や個人の特性にもよりますが、年長や小学1年生ぐらいから、そろばん学習をはじめ、その理解度や習熟度に伴ってフラッシュ暗算をスタートさせるとスムーズでしょう。

ちなみにうちの生徒では小さい子は年少さんからそろばんを習いに来ます。ただし最低でも1から5までの数字が書けないとそろばんは出来ない(字が汚くても間違っていて大丈夫)ので、年中さんや年長さんから習い始める生徒が多いです。

入会してからはそろばんに慣れていってある程度そろばんのイメージが出来るようになってきたら体験を勧めています。

計算が好きなら家で試してみるのもいいでしょう。

生徒の中にはそろばんにはあんまり興味を示さずもっぱらフラッシュ暗算に興味を示す生徒もいます。ですから数字が書けなくても数字が好きならアプリなどで家でフラッシュ暗算を練習して、そろばんに興味を持ったらそろばんを習い始めるのもいいと思います。

ちなみに小学校では、2年生から算数の授業で筆算の学習、3年生からそろばんを開始することが多くなっています。

また、子どもの頃にそろばんを学んだ経験がある方なら、大人になってからでもフラッシュ暗算の学習をはじめることができます。右脳の働きが活発な子どもに比べると、レベルアップしていくスピードはゆっくりかもしれませんが、数桁なら練習次第でできるようになります。

老化防止にも最適だと思います。実際そろばんの有段者の方は高齢でもシャキシャキした方が多いのです。

フラッシュ暗算はどこで習えるの?

フラッシュ暗算は、公式のソフトを揃えているそろばん教室で習得するのがオススメです。

日本フラッシュ暗算協会のwebサイトでは、正規のプログラムを使い、また、「フラッシュ暗算検定試験」を実施している、全国のそろばん教室を検索できます。

ただあまり多くはありません。

しかし、うちの教室のように日本フラッシュ暗算協会のプログラムを導入している教室は多数あるので聞いてみるのも良いと思います。

フラッシュ暗算のコツは?

負荷をかけること

フラッシュ暗算は少しずつレベルアップしていくので出来るようになったら次にいくという進め方をしがちですが、少し負荷をかけて難しいレベルに挑戦しつつ現実的なレベルに挑戦することが大事です。

脳には速いものに慣れる性質があります。高速道路をずっと走っていたら普通の道路では遅く感じます。なので少し早いレベルで練習することで、伸びていくのです。

ちなみにうちの教室では2つのレンジ(例:8級、9級)を同時に練習しながら次第にレベルを上げていっています。上げる際にも2つのレンジで上げていくのです。

そうすることで適度な負荷がかかることと出来ないところばかりではなく出来るところのトレーニングも出来るので楽しくトレーニングが出来るのです。

飛び級をさせない

1桁を速く計算できる力と2桁をゆっくり計算する力は違います。以前早く上の級に上がらせたいためにどんどん飛び級をさせていたら途中で伸びない生徒が出てきました。1桁を速く計算できないのに2桁の遅い計算が出来るからといって上に上がってもいずれ伸びなくなってくるのです。フラッシュ暗算はそれぞれの級に意味があるので、それぞれの級をしっかりできるようになることが重要なのです。

フラッシュ暗算のコツは「頭の中のそろばんをはじくこと」

でも早くなるために一番重要なフラッシュ暗算のコツは、実際にそろばんを弾くようにして、頭の中に描いたそろばんを弾いていくことです。そうすることよってそろばんの級もどんどん上がっていくことでしょう。
うちの教室には有段者の九大生が講師として来るのですがしっかりそろばんを極めている講師はフラッシュ暗算もある程度までできます。

3桁の暗算がすらすら出来るかどうかでそろばんの級の上がり方に格段の差が出てきます。暗算を制する者がそろばんを制すなのです。

だからフラッシュ暗算が出来たといっても過言ではないのです。

一般的にはそろばん2級以上になるとそろばん脳になると言われています。頭の中でそろばんが動いていてエアそろばんで計算ができるのです。

エアそろばんの指の動きは小刻みに

暗算やフラッシュ暗算をする際にエアそろばんの動きをする方が多いと思いますが、その際のストロークが大きいと時間がかかるので、小刻みに動かすように指導しています。大きく動かすのが癖になっているとなかなか早くなりません。早くそろばんの珠が動くようにイメージすることが大切なのです。

楽しく継続できる工夫を

フラッシュ暗算は、何度も練習を重ねる必要があるので、アプリやソフトを使えば、自宅でレベルに合わせて難易度を調整することができます。慣れてきたら、少し早く設定し、暗算スピードを効率的に高めていきましょう。

さらに、正答率や履歴が表示されるタイプ、全国ランキングで他のユーザーと競争できるタイプのアプリやソフトの機能をうまく利用すると、モチベーションが高くなって、長く続けられるのではないでしょうか。

最後に

ここまで書きましたが塾の仕事をしていて学習の基本力は単純なことの繰り返しにあると感じています。

スポーツでもレベルが上がれば上がるほど、走り込みや筋トレが重要になります。勉強における基礎トレが正確に早くを繰り返し実行する力なのです。基礎トレは単調で苦しいものが多く継続することが大変なのも事実です。

しかし、これが当たり前になっているとどんどん周りとの差がついていきます。そろばんを一生懸命やっている生徒に優秀な生徒が多いのもこの繰り返しの習慣が身についているからだと思います。

「知っている」と「出来る」は違います。そして「出来る」と「速く出来る」はこれまた違うのです。

勉強だけではなくスポーツや仕事にも通じることだと考えています。

是非、フラッシュ暗算やそろばんでお子様の基盤作りをしませんか?

興味のある方はフリーダイヤル0120-4119-86(よいじゅく はろー)までお電話ください(^^)/

しつこい営業の電話はしませんので安心してください♪♪

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